兼業主夫記

男児3人&ADHDの配偶者との日々

育トレ

我が家は子供が3人居る。8歳、5歳、0歳である。

 

世間では未だに産前産後の里帰りをしている家庭も多いと思うが、うちは一度もしていない。

 

こちらの親が比較的近いところに住んでおり何かあればヘルプをお願い出来る環境だったので、里帰りはしない選択をした。

 

今年8月に3人目が産まれた際は、以前住んでいた埼玉県から都内に引越をしており実家からはやや遠のいたが、周辺環境の利便性がかなり上がったので今回もNo里帰りでの出産&育児を決行した。

 

環境は様々だと思うのであくまでいち個人の考えだが、基本的に里帰りはしない方がいいと思っている。

 

父親は”父親”というだけで母親よりも子育ての難易度が高い。

子供達を見ていると、赤ん坊に対する興味や「かわいい」という感情は幼稚園児の時点で明らかに男女差がある。

 

大人になっても、「子供が産まれる」と公表した時の反応は男女で大きく異なる。女性は我が事のように喜んでくれるが、男性は口では「おめでとう」と言うものの、明らかに「(あぁ、お疲れ様。これから大変だね…)」のオーラが溢れている。

 

そもそも子供という存在に対するスタンスが180℃違うのだ。

 

それは自身に子供が出来ても同じなので、子供の世話という強烈な理不尽に耐えるのは難しい。そもそも自分の子供なのでもちろんかわいいが、おそらく女性のそれとはだいぶ温度感が違う。(たぶん父親が子供の事を本格的にかわいいと思い始めるのは、言葉を覚え一緒に外で遊べるようになってからだ)

 

赤ん坊の側からしても、絶対的存在である母親と父親は違うと思う。父親は「母親以外の人間」に括られていると思う。

 

とにかく何が言いたいかと言うと、「父親は父親であるというだけで母親よりも育児力が劣る」という事だ。

故に、生後すぐの時点から徹底的に育児に参画する必要があると思っている。

 

わたしは男性なので母乳は出ない。なので、オムツ替え(うんちオムツの交換を嫌がる父親は多いらしい。別に臭くも汚くもないのに)、着替え、沐浴、うんち漏れのシーツや服の手洗い、へそ周りの消毒、ひたすら抱っこ等々、最初からフルスロットルでやる。そうすると、なんとなく出来るようになる。

 

育児が出来ると、子供そのものに対する苦手意識がなくなる。そうすると、子供がかわいくなる。最初から「かわいい我が子」として接する事が出来れば、その後の子供との関係性も変わるんじゃないかなと思っている。

 

(※2022/10/5の日記を2023/1/11に転記)